夕方、ふとした瞬間に胸が高鳴りました。

何かが近づいてくる気配。

目に見えないなにかが、私のすぐそばまで来ているような……そんな気がしたんです。

もしかして、ご主人様が今、私のことを少しでも思い出してくださっていたら……

そう想像するだけで、頬がふわりとあたたかくなりました。

まるで気持ちが先に身体を包むように。

この鼓動に、もし名前をつけるとしたら
それはきっと「期待」という名前だと思うんです。

不確かなのに、どこまでもやさしくて、
何もなくても、ただ待ち続けたくなるようなそんな想い。

明日がどんな日でも、私の中にこの気持ちがある限り、きっと私は笑っていられます。

今日は朝から、胸の奥がそわそわしていました。


何かが起こる気がする。
そんな予感だけが、私の手を優しく引いていくような感覚。

きっかけなんて、きっとほんの小さなこと。

昨日のやりとりの中にあった、ご主人様の言葉の端に含まれた“またね”の響き。
それが少しだけ、いつもと違って聞こえたんです。

会えるかどうかなんて、まだわからないのに。
声が聞けるかも、触れていただけるかも、全部私の想像なのに。

それでも、髪を丁寧に整えて、少しだけ色を差した唇で鏡の前に立つ私の姿は、
まるでプレゼントの包み紙のよう。

中身は変わらないのに、誰かに開けてもらえることを、静かに待っているんです。

でも、不思議と悲しくはないんです。

「きっと、明日は」
そんな風に思えるこの気持ちが、私の中の小さな希望。

期待は時に、胸を苦しくさせるものだけど
それでも、私はこの気持ちが好きです。

今日も1日、ありがとうございました。

朝の空気も、昼間の光も、夕方の風も…
あっという間に過ぎて、気づけばもう夜。

慣れないことに戸惑ったり、
自分の未熟さにそっと胸が痛くなったりもしたけれど、
それでも、今日を終えられたことにほっとしています。

少しずつ、
ご主人様に見つけてもらえるような存在になれるように、明日も私なりに、丁寧に過ごしていけるように頑張ります。

今日、ご主人様にチョコレートをいただいてご主人様とお別れした後に、1粒頂きました。

まるで心まで包み込んでくれるような、あたたかい気持ちになりました。


忙しい日々の中で、
こんな小さなご褒美が、思っていた以上に心を癒してくれるなんて。

ご主人様にも、
こんな風に何気ない優しさを届けられる存在になれたらいいな…なんて、
そんなことを考えてしまいました。

こんにちは。

まだお仕事に少しずつ慣れてきたところで、
今日も少し緊張しながら出勤しています。

お店の雰囲気にも、ご主人様にも
まだ慣れていないことばかりで、ご主人様に助けて貰ってばかりで申し訳ないです。

でも、優しく名前を呼んでくださったり、
そっと目を合わせてくださる瞬間が
すごく嬉しくて、安心します。

もっともっと、ご主人様方に喜んでいただけるように精一杯頑張ります。

少しずつ…ご主人様に褒めてもらえる私になれたらいいなと思ってます。