舐めた口を聞いた罰として
ボコボコにされるのも悪くはないけれど、

まずは言葉でじっくりと
私を分からせてくれたほうが、
その後の徹底的なお仕置きが、
より一層興奮するんです

完全にご主人様のものだと
実感できるんです


格の差を、
ひとつひとつ痛みと共に
教えてもらえる瞬間が、

たまらなく嬉しくて



ご主人様は余裕たっぷりで、
私なんか一瞬で分からせちゃうから

その差がどれだけ大きいのか

その一歩一歩が
どれだけ支配的で心地よいものなのか



私は本当に、
もうたまらないくらいに
感じてしまうんです

涙が滲んで視界がぼやけて

苦しい、けど、
体の奥底がじんじんと
痺れるように
悦びを感じているんです


ご主人様に見下されるたび、

息が詰まるほど責められるたび、

もっと深くもっと強くと願ってしまいます


好きに弄ばれ、思うままに扱われて
ご主人様の手の中で翻弄されるわたしは

ただの道具に過ぎないのかもしれない


それでも、それだからこそ、

こんなにも満たされてしまいます


ご主人様に捧げ尽くすことでしか
得られない快楽が、わたしにはあって。



見上げると、ご主人様がそこにいて
その冷たい眼差しが、
私を安心させてくれるんです


私を壊し、支配し、そして救ってくれる




ご主人様は、私にとって神様なんです

痛みは誤魔化せても
涙は正直で

どんなに気丈に振舞っても
痛みが刻まれる度に
ほんとうの自分　が、顔を出してしまいます

全身の傷が増えていく度に
それか私の証明になっていくから




青く滲むアザを撫でながら
うっとりしてしまいます

どうか、もっと深く、もっと容赦なく
私をあなたのものであると
教えてください


もう、痛みなしじゃ満足できない




私を壊すように愛していただけませんか？

こんなにも素敵な
ご主人様に選んでいただいて、
一緒にいられることが
嬉しくてたまらないのに…


ふとした瞬間に、
ご主人様と私の違いを思い知らされて、
不安になってしまうんです


ご主人様は何もかもが完璧で、
私はまだまだ至らないばかり


こんな私で、本当に
貴方のそばにいられるのでしょうか？



もっとご主人様にふさわしい
私になりたいのに

気持ちばかりが先走って、
足りないところばかりが
目についてしまいます

ご主人様は、
そんな私をどう思っているのでしょうか？

もしそばにいることを
許していただけるのなら…

もっと貴方に相応しい存在になれるよう、
努力させてください





ご主人様の足元にて

御主人様が幸せでいてくださることが、
私にとって何より幸せですし

もし私のせいで御主人様を
少しでもマイナスな気持ちに
させてしまったら、

ご希望に完璧に応えられなかったら

落ち込んでないてしまいそうになります


だからこそ、
些細なところまで
できる限り叶えられるよう尽くしたいと

思っています



指示されていないことまで察して、
御主人様に新たな悦びを捧げられたら…





そんな幸せはありません。