時任 クロエのダイアリー一覧
時任 クロエDカップ|T165|B86|W57|H88
年齢34歳
興味あるプレイやわらかい舌でいろいろペロペロ...
おすすめポイント日仏ハーフ♪神々しいまでの美しさ♪
好きなプレイ頭を真っ白にさせられたいです。
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10/15 11:41
水底の受胎。
昼と夜の境目で、
世界がゆっくり緩む。
水の中にいるようだ。
光は細く、音は遠い。
息をする魚も、息を止めた魚も、
同じ水色の檻で呼吸している。
泡沫が弾け、
その音で胸の奥が裂ける。
流れ出たものは、もう戻らない。
唇の奥で言葉にならない白い熱。
吐き出せば壊れてしまうから、
それを大事に静かに深く
喉の奥に沈めた。
光はもう傾いたけれど、
今夜の約束を思うと、
秋がまだ、血のように温かい。
クロエ

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10/14 14:50
呼吸だけで、溶けていく。
聞こえるのは、呼吸だけ。
ひとりになると、ようやく分かる。
あの夜に欲しかったのは、
抱かれることじゃなくて
消えない温度。
カーテンの隙間からこぼれる光が、
触れられた気配を呼び起こす。
脚が勝手に開いていく。
呼吸だけで、
思い出がクチュっと、とろける。
静かな午前、
あの温度を確かめるように指を這わせた。
あの夜、私を抱いた場所、
まだあなたの体温で濡れてるよ。
クロエ
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10/13 12:13
続きを信じて待っている。
朝、鏡の前に立ったら、
首筋にうっすらと
指の跡が残ってた。
昨夜の熱が、
まだ皮膚の奥で呼吸してるみたい。
あの人の手は乱暴じゃなかった。
でも、逃がさない力をしていた。
ただのプレイなのに、
クロエの奥を見透かされるようで
少し怖くて、少し嬉しかった。
身体がまだ、
続きを信じて待っている。
あの声が、
耳の奥にまだ残ってる。
指の跡は消えても、
触れられた場所は
思い出の形で疼く。
痛みと快楽は、
ほんの少しの角度の違いで
同じ音を立てるから。
それを知ってしまった夜のあとは、
息を吸うたびに
世界がまた美しく見える。
今度はその腕と囁きで縛って。
クロエ

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10/12 11:54
カッパ劇場・冬の血(最終幕)
(BGM:レミオロメン「粉雪」→L’Arc〜en〜Ciel「winter fall」→GLAY「誘惑」)
最初に降ったのは、
レミオロメンの粉雪だった。
灰皿の中に、静かに積もる雪。
あれは、沈黙がまだ美しかった頃の話。
次にカッパが選んだのは、GLAY。
「誘惑」
その声が、店の蛍光灯を
柔らかな白から、真っ赤に変えていく。
カッパは焼きそばをフォークで
すくいながら、ぽつりと呟いた。
「犯した罪さえ、愛したいもんなぁ」
いや、焼きそばの湯気で
目が潤んでいただけかもしれない。
でも、その言葉が雨上がりの空気を
少しだけ甘くした。
愛って、たぶん、
誰かの不器用な手つきを
許してしまうことなんだろう。
触れないまま、
肌の記憶だけが生きている。
鏡の中では、
粉雪の残像が揺れて、
ゆっくりと、
血に染まっていく。
クロエは笑った。
「じゃあ、汚れるために恋をするんですね」
カッパはフォークをくるくる回しながら、
「恋ってやつは、焼きそばより焦げやすいんだよ」
と、どこか遠くを見ていた。
犯した罪さえ、愛したい。
その瞬間、
粉雪は血に変わった。
沈黙の余韻が、
赤い光に染まっていく。
音楽って、不思議。
誰のために鳴っているのか
分からないのに、
心の奥のほうを、
勝手に支配してくる。
クロエ(観客に向かって)
「ねえ、愛ってきっと、
綺麗なままじゃ嘘になる。
だから、わたしは今日も、少しずつ汚れていくの。」
――幕――

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10/11 11:57
雨と照明、それから少しの粉雪。
カッパ劇場 第一幕
(照明は蛍光灯の白、そして雨音)
(ナレーション)
クロエ
「カッパの哲学、今日も雨に濡れてるねぇ。」
(カッパは少し照れた顔で言う)
「現実を実務化するのが哲学だ。」
(舞台袖からの声)
カッパ
「照明、まだ強い。俺のハゲが光る。」
舞台袖スタッフ
「それ、演出ですよ。」
(ナレーション)
クロエ
雨が止むと、部屋の空気が嘘くさくなる。
みんな普通な顔して過ごしてるけれど、
笑い声だけは本気なんだと思う。
(照明が一瞬暗転→雨音が粉雪に変化)
カッパ劇場 第二幕
「灰皿に積もる粉雪」
(BGM レミオロメン「粉雪」イントロ)
クロエ(心の声)
まただ。
今日もカッパが粉雪を流してる。
誰も泣いていないのに……。
灰皿の中だけに静かに雪を積もらせている。
カッパ(無表情で伝票を整理しながら)
「この曲、俺の中では人生そのものなんです。」
新人スタッフ(20歳)
「人生って、灰皿にも積もるんスか?」
カッパ(遠くを見る)
「積もるよ。タバコの灰にも思い出はある。」
クロエ(観客に語りかけるように)
こうしてまた、
SMの装置が日常の中で解体されていく。
支配も倒錯も、
レミオロメンのAメロの前では
ただの生活音だ。
(BGM、サビへ)
粉〜雪〜ねえ〜
心まで白く染められたなら〜
染めたくなるのは、
……たぶん、カッパの方。
(照明が蛍光灯の白から、冬の青に変わる)
クロエ(観客に向かって
「今日も店の時間は止まらない。
それでも今日も灰皿の中では、まだ雪が降っている。」
――幕――













